クロバーのパンチニードル針で楽しくパンチニードルしていた筆者。しかし、

SNSでpico dot.(ピコドット)の針を使っている方もよく見かける…
ということで、気になって購入してみました!!
今回は
「pico dot.(ピコドット)の針の使い心地は?」
「クロバーとpico dot.(ピコドット)、初心者はどっちを買えばいいの?」
と疑問を持つ初心者さんに向けて、同じ初心者目線で比較レビューしていきたいと思います。
実際の試作レビューを踏まえメリットデメリットを解説していくので、詳しく知りたい方は是非参考にしてみて下さい
pico dot.(ピコドット)とクロバーの商品概要
pico dot.(ピコドット)


・針サイズは 2.5mm・3.5mm・5.0mmの3本セット
・専用ケース、糸通し、英語の説明書付き
本体は軽くてコンパクト、針の質感はDMCの針に似ています。
針の長さは、自分の好きなところでネジを止めるタイプです。





全体的に安っぽさは否めない感じ…
針の専用ケースは便利だと思いました。
クロバーパンチニードル


・針サイズは3.5mmと5.0mmの2サイズ(別売り)
・シリコンリング、糸通しの針、タコ糸、説明書付き


コマが付いており、4段階(0・1・2・3)の長さ調整が可能。
替え針が無いので、針の太さを変えたい場合は並太毛糸は3.5mm・極太毛糸は5.0mmの針をそれぞれ購入する必要があります。



本体の作りがしっかりしています。
針の質感も良く、さすが日本製という印象です。
針の比較


針の厚み、質感は結構違います。
クロバーの方がしっかりしていますね。


3.5mm針比較


5.0mm針比較
糸通しの方法
pico dot.(ピコドット)
①ネジを緩めて針を入れる


②好きな長さでネジを締める


③後ろの蓋を開ける


後ろの蓋、一部塗装が剥がれていました。
(ここでもチープ感が…)
④糸通しで毛糸を通して完了




説明書は英語ですが、写真付きなので初心者でも大丈夫でした。


クロバーパンチニードル
①好きなコマ数に付け替える
②針を本体に通す


③タコ糸の輪に毛糸を通す


④引き抜いて、針穴にも毛糸を通して完了







個人的にはタコ糸の方が糸通しが簡単!
長さはコマを付け替えるだけなので調整が楽です。
説明書は日本語で、商品説明から簡単な図案まで掲載されており親切。
試作レビュー【メリット・デメリット】


セリアの極太毛糸「mimi」を使ってうさぎを刺してみました。
今回はpico dot.専用布も一緒に購入したので、併せて使用してみます。


pico dot.(ピコドット)で試作


感想
針本体の見た目が少し安っぽく不安でしたが…。
実際に刺してみると思ったよりも刺しやすく、良い意味で期待を裏切られました!
長さ調整は自分で決めるタイプなので、次回も同じ長さで作りたい時は針に印をつけておいた方が良いかもしれません。
メリット
デメリット
今回は大丈夫でしたが、作業中にネジが緩むという口コミも。
緩む場合はしっかりペンチなどで締める必要があります!
補足:セリアの布でも試作


針を抜くときに抵抗あり、結構刺しにくさを感じました。



針を引き抜く際につっかかる…!
針を2.5mmに付け替えて、ダイソーはぎれ布も試しました。
が、やっぱり刺しづらい。
針の素材的に布との摩擦が強いみたいです。使い込めば変わってくるのかな…
とりあえず目の細かい布には向いていなかったです。
ただし、目の粗い布であれば特に不便さも感じず快適に刺せました!


微妙な差ですが…
右(pico dot.パンチニードル布)の粗さ以上ならpico dot.の針でもスムーズに刺せました。
pico dot.の布については、可もなく不可もなく。
セリアよりは刺しやすかったです!
ただ同じ値段ならクロバーの専用布を買います…(クロバーの方が質が断然良い)



粗めの布はクロバー専用布がおすすめです!
布選びのオススメはこちら


クロバーで試作


感想
やはり安定の刺しやすさ。
スムーズに刺せて、針を抜くときもスッと抜けて快適にパンチニードルできます。
長さは1cm単位の調整しかできませんが、コマを付け替えるだけなので楽です。



初心者としては嬉しいポイント!
メリット
デメリット
比較まとめ


| 比較項目 | ピコドット | クロバー |
| 刺しやすさ | 布による | 刺しやすい |
| 本体のつくり | ややチープ | しっかり |
| コスパ | 3本入りでお得 | 単品で高め |
| 長さ調整 | 自由に調整可 ※ただしネジが緩む場合あり | コマ式で4段階(1cm単位) |
| 価格(税込み) | 2,000円 | 1,500円 |
結果、布を選ばずスムーズに刺せるのはクロバーパンチニードルでした。
ただpico dot.も思いのほか刺しやすかったのでビックリ!



見た目が安っぽく不安でしたが、良い意味で期待を裏切られました…!!
ただセリアの布やダイソーはぎれ布など、目の細かい布だと針の抵抗を感じ、初心者には刺しにくく感じました…。
まとめ:迷ったらクロバーパンチニードル!


★初心者さんにはクロバーパンチニードル!
★コスパ重視ならpico dot.(ピコドット)もアリ!
→ただし【使う布によっては針の引き抜きづらさがある&長さ調整のネジが緩む】場合があるので注意が必要
結論、迷ったら
クロバーのパンチニードルがおすすめです!
どんな布でもスムーズに刺せて、本体の作りがしっかりしているので長く使える安心感があります。
針の長さ調整も簡単で、初めてでも扱いやすい。



慣れていない初心者こそ、道具の使いやすさは大事!
「扱いづらくて上手く作業が進まない…」というストレスが減らせます◎
クロバーパンチニードルには【3.5mmと5.0mmの2種類の針】があります。
両方買うのがおすすめですが、まずどちらか1つであれば使いたい毛糸に合わせて選びましょう
並太毛糸~極太毛糸(棒針表記で6~12号)



私はまず5.0mmを買いました!
結局色々な毛糸で作品を作りたくなり、3.5mmも追加購入。
中細毛糸~並太毛糸(棒針表記で3~7号)
針が太くなるにつれ扱いが難しくなるので、3.5mmの方が刺しやすいです!
ですが極太毛糸は使えないので、その時は5.0mmを使用します。
2本とも買っておけばどんな毛糸にも対応できるので、どっちも買って良かったです◎
今回は【pico dot.も悪くないが、どちらかを選ぶならクロバー】という結果でした。
少しでも迷っている初心者さんの参考になれば嬉しいです。
自分に合う針を見つけて、パンチニードルを楽しみましょう
番外編:【刺繍糸~中細毛糸】のおすすめ針
今回並太~極太毛糸用の針をレビューしましたが、刺繍糸~中細毛糸で作品を作りたい場合は、別途専用の針が必要になります。
初心者さんには、DMCパンチニードルペンが刺しやすくておすすめです◎
詳しく知りたい方はぜひ下記記事を参考にしてみて下さい。
針比較レビューはこちら


ここまでお読みいただきありがとうございました♪




















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