SNSでパンチニードルの動画を見ていると、様々な種類のボンドが使われていますよね。
でもいざ自分が作る時、「どれを使えばいいの?」「違いはあるの?」と迷う方も多いと思います。

木工用ボンドや専用ボンドなど色々あって分からない!
この記事では、パンチニードルで使うボンドの種類・違い・おすすめアイテムを分かりやすく紹介します。
結論、
がオススメです!
本記事では比較レビューを踏まえて解説するので、是非参考にしてみてください
◆パンチニードルボンドの使い分け基準


ボンドの使い分け基準は主に2つです。
①作品を洗うかどうか
木工用ボンドは基本的に水濡れ厳禁です。一方、パンチニードル専用ボンドは水洗いが可能。
水に濡れる可能性が少しでもある作品は、専用ボンドがおすすめです。
②作品の風合いをどう仕上げたいか
パンチニードル専用ボンドは、布を柔らかいまま固める特徴があります。
風合いを損ねたくない、硬いと使いにくくなるポーチや巾着などの小物作品にピッタリです。


手で曲げてみると写真の通り。専用ボンドは少し力を入れただけで、すんなり曲がります。



とても柔らかくてビックリ!
まるでボンドを使っていないみたいです!
◆木工用とパンチニードル専用ボンドの【違いと特徴】
比較表
| 比較項目 | 木工用ボンド | パンチニードル専用ボンド (例:クロバー) | 
| 主成分 | 水性酢酸ビニル樹脂(PVA) | 水性アクリル系またはウレタン系 | 
| 乾いた後の質感 | カチカチに固まる | 柔らかく、布の風合いが残る | 
| 水への強さ | 弱い(水に溶ける・白濁する) | 強い(水洗いOK) | 
| アイロン使用 | 熱で柔らかくなる/変色する可能性あり | アイロン使用OK | 
| 見た目 | 白色(乾くと半透明) | 半透明または無色 | 
| 伸ばしやすさ | やや重たい・ハケが必要 | ノズル付きで細かく塗れる | 
| 接着時間 | 長い | 長い(アイロンで速乾可能) | 
| 仕上がりの特徴 | 裏が固くなり、しっかり固定できる | ふんわりしたまま固定できる | 
| 価格 | 安い(100均〜) | やや高め(800円前後) | 
| 向いている用途 | 壁掛け・飾り・洗わない作品 | バッグ・ポーチ・洗う可能性のある作品 | 
木工用ボンド
乾くとパリッと硬く固まるので、毛糸が抜けにくく、しっかり固定できます。
ただし、水に弱く、洗濯や湿気で白く濁ったり剥がれたりする可能性があります。
「飾るだけの作品」や「しっかり固定したい壁掛けアート」向き。
例: 壁掛けアート、インテリアパネルなど
パンチニードル専用ボンド
繊維の風合いを残すように設計されており、乾いても柔らかいです。
アイロンを使えば速乾し、水洗いもOK。
ボンドの出し口が細く、細かい隙間にも塗りやすいです。
例: バッグ、ポーチ、コースターなど、布小物作品
◆パンチニードルにオススメのボンド4選
①100均木工用ボンド


【接着可能な素材】 紙、木、布
【水洗い】  不可
特徴
使用感
速乾タイプなら少し短縮可能ですが、基本的に乾くまで時間がかかります。 
すぐに接着できないので、場合によってはクリップで仮止めが必要です。


基本的に水性ボンドが多いので、水洗い不可。
洗う可能性がある作品には不向きです。



ただ、私は間違って洗濯してしまったことがあります…
少しボンドが溶けた感じはあるものの、完全に剥がれることはなかったです。
一応大丈夫でしたが、くれぐれも注意しましょう。
②クロバー パンチニードル専用ボンド
【接着可能な素材】ほとんどの布類
(防水・撥水加工生地、ナイロン、シルク、合皮、は除く)
【水洗い】  可  
特徴
使用感
接着後も全く硬くならないのが最大の特徴。
柔らかいので、布と毛糸の風合いを損ねません。
また先端ノズルにハケが付いているので、伸ばしながらボンドを塗ることができます。





いちいちヘラを出さずに済みます!これが地味に便利。
ボンド自体も細く出せるので、細かな部分や隙間にもピンポイントで塗れます◎
③裁ほう上手
【接着可能な素材】ほとんどの布類
(薄手の生地、撥水加工生地、熱に弱い生地、凹凸のある生地、毛足の長い生地、は除く) 
【水洗い】  可
特徴
使用感
接着後はパンチニードル専用ボンドと比べると硬く、木工用ボンドよりは柔らかいです。
接着剤独特の匂いがします。 
パンチニードル専用ボンドよりも価格が抑えられるので、水洗いしたい場合に使うとコスパ◎
④コニシ ウルトラ多用途S・U クリヤーボンド
【接着可能な素材】 ほぼなんでも
(貴金属、ポリエチレン、ポリプロピレン、フッ素樹脂は除く)
【水洗い】   可
特徴
使用感
空気に触れるとどんどん固まるので、短時間勝負。粘度は強め。
パンチニードルと組み合わせてミラー、トレカケース、プラスチック、マグネットなど、色々なものを張り付けられて便利です。
◆ボンド以外の代用アイテム|グルーガン・両面テープ
①グルーガン
より速く接着させたい場合はグルーガンもおすすめです。 
ただし速く接着する分、接着力はボンドよりは劣ります。



強度はそこまで求めない、速く貼り付けたい、という場合に最適です。
補足:グルーガンとは
プラスチックを溶かし、接着するツールです。
樹脂のスティックを熱で溶かし、冷めると固まることで素材と素材を接着させます。
グルーガンは100均にも売っていますが、使いやすさが段違い!



100均は液だれが酷く、毎回イライラ…
何度も使用する場合は、ちゃんとしたものを買った方が時短・ストレスなく作業できます◎
Amazonベストセラー1位
②布用両面テープ
場合によっては布用両面テープを使うこともあります。



いちいちグルーガンを出すほどでは無いけど、すぐに貼り付けたい!という時に便利!
Amazonベストセラー1位
水洗いも出来て、パンチニードル以外にも使えるので(裾上げなど)、とても便利でした!
 布以外色んなものに貼れるのも助かります。
 一家にひとつ、持っておいて損なしです。
◆まとめ |普段使いに木工用、質感重視&洗うなら専用ボンド!


パンチニードルで使うボンドは、「作品を洗うかどうか」と「仕上がりの質感」で選ぶのがポイントです。
■洗う・柔らかさを残したい作品 
→ パンチニードル専用ボンド(クロバーなど)
■洗わない・しっかり固めたい作品
 → 木工用ボンド(100均でOK)
専用ボンドは、乾いても布の風合いが残り、仕上がりがふんわり柔らか。
バッグやポーチなどの布小物にぴったりです。
一方で木工用ボンドは、乾くとカチッと固まり、毛糸が抜けにくく固定力も抜群。
壁掛けやフープアートなど、洗わないインテリア作品に向いています。
どちらも一長一短ですが、初心者の方はまず木工用ボンドと専用ボンドを1本ずつ持っておくと安心です。



とりあえず、両方使ってみるのが◎
作品の種類や目的に合わせて、あなたにぴったりのボンドを見つけてみてくださいね
今回紹介した商品はこちら
作品の裏処理方法は、下の記事で詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてみてください


ここまでお読みいただきありがとうございました♪
















コメント