パンチニードルを始める際、本を調べると出てくる有名な一冊『パンチニードルを愉しむ』。
どんな中身か気になる方も多いのではないでしょうか。

初心者でも本当に楽しめるのかな?
この記事ではそんな疑問を持つ初心者さんへ向けて、
『パンチニードルを愉しむ』を実際に読み、掲載作品を作ってみた感想を交えながらレビューします。
本の「初心者向けポイント」や「魅力的な世界観」をお伝えしますので、
この一冊の内容が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
『パンチニードルを愉しむ』はどんな本?


概要
書籍名: 『パンチニードルを愉しむ』
• 著者: ジュリー・ロベール(Julie Robert)
• 発売日: 2020年3月13日
この本は2018年にフランスで出版された「PUNCHNEEDLE et Cie」の翻訳版で、日本の読者が入手しやすい材料の情報などを加えて編集されています。
パンチニードルの基礎レッスンから、フレンチテイストのおしゃれな図案が26種類掲載されています。
見ているだけでワクワクする!美しい作品の数々
本書にはポーチやミニタペストリー、ぬいぐるみといった小さめの作品から、クッションカバーやラグマットなどの大きな作品まで、幅広い種類の作品が掲載されています。
どの作品も色使いが美しく、見ているだけで「こんなにオシャレなものが作れるんだ!」とわくわくします。
作品写真が豊富なので、ジュリー・ロベールさんの世界観を堪能できます。
初心者さんへおすすめポイント


①丁寧な解説つき
→道具の紹介や、基本的なパンチニードルの刺し方の解説があり、写真が沢山使われているので分かりやすいです。
②図案がすべて原寸大
→下書きにそのまま使えるので、拡大コピーする手間が省けます。
③図案が簡単
→大ぶりでシンプルな図案が多く、初心者にも挑戦しやすいです。難しいテクニックがなくてもおしゃれな作品が作れるアイデアが豊富。
フランス出版の翻訳版のため、日本では手に入りづらい材料で作られている作品もありすが、代用の道具の掲載があるので特に困ることはありませんでした◎
本を参考に試作チャレンジ!
試作品について
今回はこちらのポケットを試作してみることにしました。




【使用した材料】
毛糸:100均のもの4種類
布:クロバーのパンチニードル専用布
針:クロバーのパンチニードル5㎜・3.5㎜
下書きをして、好きな毛糸を刺していきます。




見よう見まねでなんとか完成!
アイロンをかけすぎたら毛糸が潰れてしまいました…せっかくの毛糸の質感が無くなってしまい反省です。


試作してみた感想
まず図案が原寸大なのが嬉しい!
図案は拡大コピーしなければいけないものが多いので、そのまま写せるのはかなり手間が省けました◎
初めてループ面を裏にして作ったのですが、本を見ながらなんとか完成!
刺し始めと刺し終わりの毛糸の処理がなかなか面倒で苦戦しましたが、処理については本に詳しく載っているので、迷わずに出来ました。


結論、初心者でも本を見ながら作ることが出来ました!!
見本と違う毛糸と布を使ったので、仕上がりの質感などは想像とちょっと違う感じになりましたが…
使う毛糸で見た目が大きく変わるのもパンチニードルの魅力の一つです◎



シンプルなカバンなどに縫い付けてもかわいい🌸
まとめ:『パンチニードルを愉しむ』で広がる作品の世界
この本の最大の特徴は、図案が簡単かつ原寸大で掲載されていることです。
図案を拡大コピーする手間がなく、すぐに作品作りを始められるのは嬉しいポイント。
図案が簡単なものが多いので、初心者でも真似しやすく作品作りが捗ります!


またクッションやタペストリーなど、大きめの作品の図案が豊富なのもこの本の魅力。
大きな作品に挑戦してみたいと考えている人に特におすすめです。
フランス出版の翻訳版であるため、著者のジュリー・ロベールさんのカラフルで美しい世界観をそのまま楽しむことができます。
シンプルながらもオシャレな作品が多数掲載されており、この世界観が好みの方は眺めるだけでも楽しめます。
『パンチニードルを愉しむ』は、初心者から少し慣れてきた方まで、誰もがパンチニードルの世界を広げられる魅力的な一冊でした。
気になっている方は是非手に取ってみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました♪
パンチニードルの基礎が一から分かる!
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